名探偵コナン緋色の弾丸犯人の名前は?犯行動機は何?

名探偵コナン緋色の弾丸犯人の名前は?犯行動機は何?

2021年4月16日に公開された名探偵コナンの劇場版「緋色の弾丸」ですが、興行収入が76億円を記録するなど大ヒット作品となりました!

緋色の弾丸は、コナンと世良真純が暴走する超伝導リニアに乗って、赤井秀一や羽田秀吉たちに協力を得ながら事件の犯人を暴いて謎を解決していくという内容です。

しかしファンの間で、どうも犯人の名前や犯行動機など事件の内容が分かりにくいという意見が多数ありました。

そこで今回は名探偵コナン、緋色の弾丸の犯人の名前や犯行動機や事件の内容について詳しくお話ししていきたいと思います!

 

目次

名探偵コナン緋色の弾丸犯人の名前は?

  1. 日本WSG協会の広報の白鳩舞子(しらはと まいこ)
  2. リニアエンジニアの井上治(いのうえ おさむ)

なんと緋色の弾丸の犯人は2人もいたんです!

初めは白鳩舞子だけが犯人だと思われましたが、作品の後半で実は井上治も犯人で2人は共犯者だったという事が分かりました。

犯人が2人もいるなんて、コナンでは珍しい展開ですよね!

 

名探偵コナン緋色の弾丸15年前の事件の犯人は誰?

緋色の弾丸から15年前にアメリカでWSG(ワールド・スポーツ・ゲームス)というスポーツの祭典のトップスポンサーが連続で3人も拉致され、その内1人が銃殺されるという事件がありました。

  • 1人目…アトランタの日系お菓子メーカーのトップ
  • 2人目…シカゴの財閥のトップ
  • 3人目…デトロイトの自動車メーカーのトップ

3人目は脱出を試みましたが、犯人に見つかり銃殺されてしまいます。

そしてこの事件の犯人が、白鳩舞子の父親である石原誠(いしはら まこと)だったんです。

3人目の殺害時に使われた拳銃に石原誠の指紋が残っていたことから、単独犯として逮捕されますが、後に実はテログループの共犯者がいることが分かりました。

ですが石原誠は共犯者の存在を隠し、どういうわけか無罪を主張し続け最後は獄中死…。

石原誠の犯行動機は解明されておらず、謎が残ったままです。

そして今回の緋色の弾丸では、15年前と同じようにWSGのスポンサー3人が拉致される事件が起こったのです。

 

名探偵コナン緋色の弾丸犯人が起こしたクエンチって何?

クエンチは見た目は白い霧のようなもので、犯人が仕掛けたトリックのひとつです。

あのコナンでもクエンチを知らなかったようで、作中では灰原哀が詳しく説明していますよね!

クエンチとは、MRI装置の冷却トラブルで液体ヘリウムが一気に蒸発し、気化したヘリウムガスが爆発音と共に大量に放出される現象のことです。

MRI装置はみなさんもご存知の一般的な病院にある医療機器で、磁力と電磁波を使って体内の検査をするものです。

そしてこの磁力を作り出しているのが液体ヘリウムなんですね。

磁力の作り方は、コイルを液体ヘリウムで-269度の超低温まで冷却することで作り出しています。

作中では空港内にある病院のMRI装置で何かの原因で冷却トラブルが起こり、クエンチが発生したというわけなんですね。

通常であればクエンチが発生しても、安全装置が作動してヘリウムガスは屋外に放出されて問題はありません。

しかし作中では安全装置が作動せずにヘリウムガスが室内に充満してしまい、ヘリウムガスは密閉された空間に充満すると、酸素濃度が下がり人は酸欠状態になって死に至ります。

そして蘭やコナンを含め空港にいたみんなが充満したヘリウムガスを吸い、意識を失って倒れてしまうという危険な状況に…。

ですがクエンチを仕掛けた犯人は、人を殺すつもりはなかった為にすぐヘリウムガスを室外に排出し、みんなはなんとか意識を取り戻しました。

コナンまで倒れてしまったので、どうなることかとヒヤヒヤした場面でしたね…。

 

名探偵コナン緋色の弾丸犯人の犯行動機は何?

緋色の弾丸の犯人である2人、白鳩舞子と井上治の犯行動機を順番に見ていきましょう!

 

緋色の弾丸の犯人白鳩舞子の犯行動機

15年前の拉致事件が起きたとき、白鳩舞子の父親である石原誠は犯人としてFBIに逮捕されました。

しかし白鳩舞子は犯行が行われた時、父親は自分と一緒にいたからアリバイがある、冤罪だと主張します。

しかしFBIは聞く耳を持たず、石原誠をそのまま逮捕してしまいました。

それから父親が逮捕され獄中死した後、追うように母親も亡くなってしまい、地獄のどん底に落ちた白鳩舞子は証人保護プログラムを使って名前を変え、FBIに復讐をすることにしたのです。

そして彼女が証人保護プログラムで変えた白鳩舞子という名前は、石原誠のアナグラム(並び替え)になっているんです。

このアナグラムは娘として父親の敵を討ってやるというような強い意思を感じますよね!

しかし確かに石原誠は犯行時に娘である白鳩舞子と一緒にいましたが、それは拉致された3人のうち1人目の時だけで、3人目の実行犯は石原誠で冤罪ではなく実際に事件に関与していたのです。

その事実を知らされていなかった白鳩舞子は冤罪だと勘違いをしてFBIを恨み、今回の事件を起こしたという形になってしまったのでした…。

 

緋色の弾丸の犯人井上治の犯行動機

井上治も白鳩舞子と同じく勘違いからFBIを恨み、今回の事件を起こしてしまいました。

15年前に起きた拉致事件の1人目の被害者であるお菓子メーカートップは、井上治の父親で、井上治はその息子でした。

この拉致事件から、井上治の父親は自身の身を案じてWSGのスポンサーを降りてしまったのですが、それによって今回の事件に屈したと世間から大バッシングを受け、トップからも解任されてしまいます。

それによって井上治とその家族の生活は、どん底へと落ちてしまうのでした。

それから4年後に模倣犯が拉致事件を起こしたのですが、その現場を偶然にも目撃し犯人の顔を見た井上治は驚きます。

実は15年前に父親が拉致された時に井上治は犯人の顔を見ていたのですが、今回の模倣犯の顔も父親を拉致した犯人と同じ人物だったんです。

石原誠は犯人ではない、他に本当の犯人がいると井上治はFBIに訴え続けますが、それをFBIは無視し続けます。

井上治は父親を拉致して日常生活を壊した本当の犯人を逮捕せずに、FBIは石原誠を誤認逮捕し冤罪をでっち上げたと思い込み、一方的にFBIに恨みを募らせたのです。

そんなときに井上治は白鳩舞子の存在を知り、2人は共にFBIに復讐しようと手を組み共犯者となったのでした…。

 

名探偵コナン緋色の弾丸15年前の事件はなぜ起きた?

15年前の犯人である石原誠がなぜこのような拉致事件を起こしたのかは作中では語られておらず、真相は謎に包まれたまま…。

しかしファンの間では、WSG商業化への抗議だったのではないか?と考えられているようです。

作中の初めにホームレスが出てきており、貧富の差がある国だと予想できますよね。

石原誠は貧困問題があるのにWSGのようなものに大金を使うことに憤りを感じて、トップスポンサーの拉致事件を起こしたのではないかと言われています。

石原誠はずっと無罪を主張していましたが、貧困問題のために正義感のようなもので事件を起こしたとするならば、無罪を主張するのも納得と言えば納得できるような気もしなくはないですよね!

理由はどうであれ犯罪はいけないことですが…。

 

名探偵コナン緋色の弾丸のリニアの止め方は?

今回の作品で主な舞台となったのが超伝導リニアですよね!

このリニアはエンジニアの井上治が管理していたのですが、作中の後半で犯人だとバレた途端に遠隔操作でリニアを制御不能にさせ、暴走したリニアは止まらなくなってしまいます。

リニアは地面から10センチほど浮いていて摩擦力で止めることは出来ず、空気抵抗で止める必要がありました。

そこでリニアを止めるためにコナンと世良真純がとった作戦は、サプライズ演出の為に用意されていた「万国旗」と、コナンがいつも身に付けている阿笠博士が発明した「どこでもボール射出ベルト」という巨大化するサッカーボールを使って止める作戦です。

まずは、万国旗をリニアの後方部から射出させて、パラシュートの代わりにしました。

次にリニアの先頭には、コナンがキック力増強シューズでヘルメットを蹴って穴を開け、その穴にどこでもボール射出ベルトを仕掛けてサッカーボールを巨大化させます。

そしてWSGの会場である芝浜スタジアムに突っ込み、大惨事となりましたが見事にリニアを止めることができたんです!

 

名探偵コナン緋色の弾丸リニアの止め方がありえない?

緋色の弾丸を観た人から、リニアの止め方がありえないという感想がありますが、一体どういう風にありえないのでしょうか?

まず時速1000㎞で爆走しているリニアが、万国旗とサッカーボールだけで止まるわけがないという点です。

そして芝浜スタジアムにリニアが思いきり衝突するなど、ありえないレベルの大事故にも関わらず、死者も怪我人も誰一人いなかったという点でありえないと言われているようです。

WSGは中止になり、芝浜駅には避難勧告が出され、スタジアムとリニアの被害総額は1500億円にも上りました。

確かに現実世界で同じ事が起きたとしたら、死者も怪我人ももっと悲惨なことになるのは分かっているのですが…。

しかしコナンの映画をいくつも観てきた筆者としては、コナンの世界ではいつもありえないことだらけなんです!

筆者は緋色の弾丸を観ても何の違和感もなかったですし、非現実的なのがコナンの面白いところだなと思いますね♪

 

まとめ

ここまで名探偵コナン、緋色の弾丸の犯人の名前や犯行動機、事件の内容についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?

今回は犯人が珍しく2人もいて、それぞれの話の時系列がなんだか分かりにくくて犯行動機もパッとせず、なかなか難しい内容だなと感じました。

犯人の名前は井上治と白鳩舞子でした。

そして井上治と白鳩舞子は共に拉致事件の被害者としてFBIに復讐しようと手を組みますが、真実は白鳩舞子の父親が拉致事件の加害者だったので、父親が拉致された井上治だけが被害者だった、加害者と被害者の2人が手を組んでいたということになり、何とも皮肉な話だったんですよね。

緋色の弾丸の見どころとしては、クライマックスでリニアが止まるシーンも迫力満点で凄いのですが…

筆者的には羽田秀吉が逃亡した犯人を将棋で追い詰めるシーンが本当にかっこよくて、一番の見どころだと思っています!

ぜひ、羽田秀吉にも注目して観てみてくださいね♪

それでは次回の名探偵コナンの映画にも期待していきましょう!

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